知的障害疑似体験講座
12月7日(火)、1年生が、知的障害について正しく理解するための「知的障害疑似体験講座」を行いました。
この講座は、足利子育て応援ネットからお声かけをいただき、北中学校区教育の一環として行ったで行ったものです。小学校(北郷小学校・大月小学校・名草小学校)は、ほぼ同じ内容で、8日(水)に行いました。
当日は、知的障害について、兵庫県たつの市からお越しいただいた2名の先生から体験活動を通して考えられるようにお話しをいただきました。
体験活動として、
①指示に出された絵を描いてみる。⇒具体的に指示されないと描けない。
②ビニール手袋をしてお札を数えてみる。⇒感覚がつかめないので作業が遅くなる。
③騒音の中でお金の計算をしてみる。⇒急かす言葉は、騒音でしかなく作業を遅くしたり、間違わせたりする。
このような体験を通して、知的障害を持つ方々の特性を理解しました。
その上で、自分が、具体的にどのような言葉がけをしたり、介助したりするためにどうしたよいかを考えました。
最後に、「知的障害だ!」と言えるのは、大学等で医療を学び、深い知識と経験を持っている医療関係者が、診断する時だけだとの話がありました。
これからも、共生の社会をめざして、一人一人を大切にする教育を進めていきたいと思います。